結構前になるが、僕は1週間の断酒に成功した。「やればできるじゃん」と、自分が誇らしく思える。
だが、悪習慣はそう簡単に抜けない。我慢も日記も止めた瞬間、受けたストレスの強さもあり・・飲酒の習慣が復活してしまった。
酒の空き缶と空き瓶が、テーブルの一角を覆っている。あぁ、自己嫌悪。さらには、健康も徐々に損なわれている。
①便の質が大幅に悪化!(固形のそれを久しく見てない)
②起きられないし、寝られない!結果、朝の習慣のほとんどが出来なくなる!
③小腸が大荒れ!(その証拠か、最近くしゃみが止まらない)
④体力が昼過ぎに切れる(出社して4時間くらい?)
⑤ついでに左足に痛風の兆し(曲げたら痛い)
―いい加減悟ったが、僕はほろ酔いとかそういう無害なラインで酒を止められないカスだ。
どうせ止めるなら、完全に、じゃなければ無理。
仕方ない。仕方ないなぁ。僕はもう一度、徹底してしばらくの断酒を決意するのであった。
1日目。
昨日飲んだのは、ジンを適当なジュースで割ったものと、日本酒をちょこっと。
この日記は朝に書いているのだが、気分は最悪だ。だるいし、眠いし、普段起きる時間から1時間以上寝坊した。
くわえて、左足親指からは不穏な痛みがしている。とりあえず痛み止めを飲んだ。
この状態が、禁酒を続ければ改善するのかどうか。とりあえず今のところ酒を飲みたいとは全く思わない。
だが不思議と、仕事を終えて岐路につくと、飲みたくなってるんですよね。不思議だなぁ、アレ。
ということで、今から仕事に出ます。帰ってきたら追記をしようっと。
で、帰宅。左足親指が痛む。完全にこれ、痛風発作だ。(マジでヤバい時の痛み程じゃないので、明日が怖い)
こんな状態で酒を飲むなど、炎天下でお湯を飲むのに等しい自殺行為。
痛み止めをもう一度飲んだ。後は神様に願うばかり。頼む、本格的な発作だけは勘弁してくれ・・・。
2日目。
うむ、やっぱり痛かった。
起きてから数時間は足が腫れ上がり、会う人会う人に苦笑される始末。やれやれだぜ。
そこから夜にかけては痛みも腫れも引き、今は案外落ち着いている。
すると、やはり『酒飲もうかなぁ』と気がふれたことを考えてしまった。今まではそれを意志で封じ込めてきたが、今日は違う。
少しだけ欲に負けてみることにした。
とりあえず『酒はダメだが・・』と自分に言い訳をしつつ、ポテチと安売りしていた唐揚げを購入。で、さっきそれを食べ終わったとこ。
結果、飲酒欲はキレイさっぱり消え去った。今のところ、この方法はかなりナイスである。
―ただ、健康には確実に悪いので、一番しんどい『魔の二日目』をしのぐ策として使うにとどめておこう。
そうしよう。ではお休みだ。
3日目。
起きてからの第一声は、『ぐあぁっ』というもの。そう、痛風発作がさらに悪化していたのだ!
左足親指付け根が腫れ上がり、ベッドから起き上がることすら厳しいくらいの激痛が襲う!
そこから半日くらい二度寝・三度寝を繰り返し、ようやく痛みがマシになったのは、夜になってからだ。
当然酒など飲んでいる場合ではない。趣旨がブレブレだが、禁酒はもはや脅迫観念を持って続けねばならなそうだ。
あーあ。
4日目。
痛風発作はやや落ち着いたが、痛いのに変わりはなし。当然この日も酒は飲むわけがない。
ただ、『魔の二日目』をクリアしたので、もはや酒は飲まずとも平気モードである。
仕方ないので、大量に水を飲んでから、することもないしさっさと寝ることにする。
5日目。
痛風の痛みは、あと少し引けば完治というレベル。毎朝ベッドから降りて足をつく瞬間が一番怖い。
もはやこれは断酒日記ではなく、痛風療養日記じゃね?という気がしてきたが・・。
この日も足が激痛に見舞われる恐怖が普通に上回り、酒は手に取らず。ま、そりゃそうですよね。
明日は治っていてくれよー、頼むよー!
6日目。(そして1日目へ)
今日は左足が完全快調。意識を集中すれば、少しだけ痛みを覚える程度にまでは復活した。
そして今日は、ものすごく達成感のある出来事が連続した。今こそ自分をねぎらう時だ。
今、僕のリビングの机の上には久しぶりの酒が置いてある。
―もう、ゴールして、いいよね?
それでは祝福のこのコールを。
乾杯!
再1日目。
今度は右足に痛みが・・。ああ、これは神様のお告げだろう。
『酒をしばらく止めなさい。さもなくば死ぬよ^^』
僕の中の悪魔が囁く。
『我慢するくらいなら飲んじまいなよ。楽しさを封印して人生面白いか?^^』
・・・・・。
まだやり残したことはたくさんある!僕はまだ健康でいたいのだ!
振り返ればもはや痛風日記としか言えないシロモノだが・・。まあいい。
発作によって、色々見直すきっかけができたわい。
さて。
中身がなさ過ぎて公開するかどうかちょっと迷ったが、せっかくなのでシェアしておく。
ある種ナマナマしい日々がつづられているので、もしかしたら学べる何かがあるかもしれない。
さて。これからしばらくは『痛風療養生活』だなぁ。激しい運動も、痛みが引くまでは無理だ。
夏本番が近いのに身体がダレていくもどかしさ。うおおん。
次回こそトレーニング日記みたいな前向きなことを書きたい!ということで、療養生活頑張ります!