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成功者の暮らしや考え方をパクって生活してみた! ~ただし無理のない範囲で~

ビジネス書が好きだ。もちろん、ビジネス書オタクにならないよう、ちゃんと実践も意識しているが、何より読んでて面白い。

 

ただ、そこに書いてある教えだの、仕事術だの、プライベートだのは、一見滅茶苦茶すごいものに見えて、試そうという気にすらならないものだ。

 

だが、本当にそうだろうか?できないというのは、単なる思い込みじゃないか?やれば案外、できちゃったりして。

 

というワケでここ最近は、成功者の暮らしや考え方をパクった生活を送っている。とりあえず8月中は、という期限付きで。

 

実際に試してみると、やはりというか、その通りだった。まだまだ日は浅いが、結構実践できたし、効果があったものも多い。

 

そこで今日は、実践が簡単な順に、感想を添えてご紹介してみる。普段の暮らしがマンネリなら、ぜひ取り入れてみてほしい。

 

 

  

難易度【★☆☆☆☆】無駄な時間を削り倒す!

無駄な時間を削る意識を持つことは大切だとよく説いてある。だが、具体的な策が書いてあることはあんまりない。

 

『もっと掛かる時間を減らせないだろうか?』という目線で日々のルーティンを見直すだけでもだいぶ違うが、今日はせっかくなので具体的なやり方を書いてみる

 

①まず、いろんな項目について、現状どれくらいの時間が掛かっているか計る。(例:シャワー10分、朝食30分、メール返信15分など)

 

②そのうえで、『これらを〇分で終わらせるにはどうしたらいいか?』を考える。

 

③実際にタイマーをセットして、行動する。

  

これだけでいい。今はネットにゴロゴロ情報が落ちているので、どんな項目でも大概は『時短テク』が存在するものだ。

 

実際僕もその方法を試してから、朝の準備に掛かる時間が60%程度にまで削減できている。(単に準備が超絶遅かっただけだが)

 

それはつまり、自由に使える時間が増えたということだ。QOL向上に大きく寄与してくれること請け合いである。

 

尚、成功者の中に、『睡眠を削って頑張れ』というのを提唱する人は稀だ。むしろ、逆のことを言う人の方が多い。

 

寝る時間を削る前に、まずは無駄な時間を削る方を優先してみてほしい。

 

前回の記事で、『朝の時短』について考えている。よろしければ読んでみてください。(ステマ)

pochihiko-inunosuke.hatenablog.jp

 

難易度【★★☆☆☆】自分のスケジュールを(ある程度)固定する!

成功者と呼ばれる方々は、1日の使い方がハッキリしているパターンがとても多い。

 

例えば朝は運動や読書、昼はミーティング、退社後は趣味の時間、といった具合だ。

 

つまり、立場が上の人ほど、時間の使い方がファジーな人が減っていくのだ。逆にいつ何をしているか分からない人ほど、案外くすぶっていたりもする。

 

これにはちょっとしたカラクリがあり、日々のスケジュールを固定すると、『この時間はこれをする時間』という風に、勝手に脳が覚えてくれるのだとか。

 

そうすると、『あー、あれに手を付けていない』→『どうしようかな』→『あー、やろう』という無駄な思考の流れが省けるという。

 

『時間だ、やろう』と、ただそれだけで動けるようになる。意識して毎朝『歯磨きするぞ!』と決意する人がほぼいないのに似ている。

 

実は脳にも体力に似たもの(≒ウィルパワー)があり、細かな決断などを繰り返すことで、それがどんどん削れていくのだという。

 

つまり、『どうしよう』『何しよう』という決断や考え事を減らせば減らすほど、"本当に集中するべきこと"にそれを振り分けられるという話

 

という科学的にも根拠があるお話を聞いてから、僕も最近はスケジュールを固定している。

 

朝に自分のしたいことを全部済ませ、昼は仕事にのみ没頭。夜は飯を食って本を読んで寝る!という風な具合。

 

実際、いちいち『どうしようかなぁ』と悩まなくなってきつつあり、毎日が良い意味でシンプルになってきている。

 

これを退屈という人もいるが、節約した時間やウィルパワーを暇つぶしに振り分ければいいだけの話だ。

 

最初の計画が少し面倒だが、続けた後のメリットはデカい。試した上でお伝えするが、その効果は極めて大きい。

 

難易度【★★★★☆】"片っ端"からメモを取れ!

 

ここからは少し難易度が上がる。僕は僕自身の記憶力をあまりアテにしていないので、仕事の指示などは細かくメモするようにしている。

 

だが、かなりのところまで上り詰めた人に言わせれば、それだけでは『甘い』のだという。

 

例えば、『今度飯でも』というただの社交辞令レベルのモノも書き留めて、相手が忘れていようとも実行する!くらいの気概が要るのだとか。

 

または、普段から仕事に活かせそうなものにアンテナを張っておいて、着想を得た瞬間にメモを取るとか。こんな具合。

 

さてさて。メモを取ることの恩恵は、僕もひしひしと感じている。まず、仕事の抜けが格段に減った。逆に口約束は、大抵すっぽかされる。

 

僕が依頼したことを書き留めない部下や先輩をみると、『やってくれる気ないのかなぁ』と少しがっかりするくらいだ。

 

つまり、作業のメモはあくまで自分のため。或いは、組織内で『信用』を得ることができるツールと言える。

 

―だがそこを更に超えて、『口約束まで実行してくれる!』『こんなことまで覚えててくれた!』というレベルになれば、感動が段違いだ。

 

そこまでいけば、『信頼』や『人望』、さらには『味方』までも得られることは請け合いである。

 

身の回りのすごい人を見ていても思うが、高い地位についている人ほどふんぞり返ることは珍しく、逆にこういった細かい配慮にすごく敏感だ。

 

仕事柄ボールペンは常時携帯しているが、メモ帳まで行くとまだ徹底できていない。まだまだだなぁと考えているが・・。

 

現状、スマホに打ち込むとか、紙きれをポケットに常備しておいて、後でメモ帳に写すとか、いろんな手を試しているところである。

 

つまりまだまだ試行錯誤の途上だが、口約束はやはり実行すると喜ばれる。

 

こないだも『今度コーヒー買うわ』という約束を果たしたら、『覚えててくれたんですか!』と感動されたくらいである。

 

やはり、人に喜んでもらえると、そこはかとなく嬉しい。打算とか偽善とか器の小さい言葉をかなぐり捨てて、ぜひ実践してみてほしい。

 

難易度【★★★★★】その日のタスクはその日に全て完了させる!

 

言葉にするのは簡単だが、実践するのはとてつもなく難しいテーマだ。言い換えればこれは、『先延ばしを撲滅する!』と同義である。

 

怠惰であるなしに関わらず、『先延ばし』は人間である時点で深く付きまとうもの。意志の力だけで跳ね除けられる人は、もはや天才レベルである。

 

だが、圧倒的結果を出す人は、とにかく先延ばしをしない。こちらがしようとしても、それをまず許さない。期限を決めるし、決めさせる。

 

恐らく感覚としても体感としても、『先延ばした結果がロクなものにならない』ことを重々承知しているからなのだろう。

 

僕も頭ではわかっているのだが・・。なかなか徹底できずに四苦八苦である。(一時期よりはマシだけど)

 

ということで最近は、『先延ばし』を撲滅するため、ビジネス書に書いてあるアドバイスを忠実に実行している。

 

例えば、『前日や業務開始直後の段階で、その日にしなければならないタスクを書き出し、なるべく細かくしておく』等もそう。

 

細かくできるものはそうしておくことで、隙間時間に放り込めたり、或いは『仕事片付いた!感』を多く楽しめたりと、良い影響が見込める。

 

そして、勇気を全力で振り絞りながら、『人に依頼を出す』というのも頑張って行っている。

 

自分ひとりで出来ることには限界がある。そもそも会社は分業で成り立っているんだ。

 

といった一般論で自分を説き伏せながら、タスクを振る。まだまだ不慣れだが、結果色んなことが消化できて、毎度毎度『やってよかった』と感じる次第。

 

こんな風にあらゆる手段を使い、やる!と決めたことをやり切る!というのは、実際すごく難易度が高い。

 

これがサクサクできる人は、ガチの天才か、勘違いかのどちらかだとさえ感じるくらいだ。

 

だが、『やり切り』を意識してからというもの、片付くタスクの総量や、仕事から得られる満足度が格段に高まったのを強く実感する。

 

不思議とテンションも良い感じに高止まりだ。ある種のハイなのかもしれない。

 

社畜として使い倒されないように、或いは疲労でぶっ倒れないように気を付けながら、一度『やり切る!』ことを念頭に何かをするのはとてもオススメである。

 

終わりに。

 

―ということで結構長い記事になったが、結果を出している人の助言は"忠実に"守ると、確かに良い効果がたくさんあった。(現時点で、だが)

 

推薦したい本は他にも色々とあるのだが、それはいずれ機会があれば、ということで。

 

自己啓発?ププッ』とバカにする人は多いし、事実それに載ってるテクニックのうちいくつかは、実験で否定されちゃったりもしている。

 

しかし、正しい行動を選んで実践すれば、少なくとも人を小馬鹿にして終わる人よりは生産的だろう。

 

それを拠り所に、僕はこれからも実践を続ける次第である。

 

それでは今日はこの辺で。