なんだかんだで色々制限をした生活を送っていると、ときたま『欲望』に我を忘れそうになる。
ストレス然り、飲酒欲然り。お腹が空いたら暴食したい・・なんて思いが湧くこともしばしば。
・・実をいうと、何度かそういった欲に敗北し、お酒を飲んじゃったりしてしまっている。口惜しい口惜しい。
特に僕は、こういうので自分を責めがちな性格なので、心身不健康になるような気がして落ち着かない。
やはり根性以外に、『欲望』をコントロールする術を身につけておいた方がよさそうだ。
ということで、普段読む本や、ネットで紹介されている手法のうち、眉唾なそれを除外した方法論を試しまくってみた次第。
以下、それらのHow toと感想のまとめである。
- 買いたいものなどを徹底的に調べてみる。
- それに関する画像をひたすら見る。
- サプリメント等でストレスを抑える。
- (どうしても欲に負けそうなら)身体に無害なラインまでは自分に許す。
- (結局欲に負けてしまったら)それをチャラにするような行動をとる。
- 終わりに・僕はそこまで効果を感じなかったが、効果ありと言われる欲を抑える方法まとめ。
買いたいものなどを徹底的に調べてみる。
こちらは衝動買いに有効な技。僕も時たま、デザインが好きな服とか、すぐすぐは要らない釣り具とか、思わず買いそうになるものは多い。
こういう時は一旦落ち着くのがミソだ。
僕は買い物のほとんどをAmazonでしているのだが、会計を押す前に、商品の説明をじっくりと読むようにしている。
大きさは?値段は?中身は?ウリは?特徴は?どこの会社が出してるの?・・・等々。
すると、だ。不思議なことに、大体3分程度眺めていると、『欲しい!』という欲がハッキリと薄れるのだ。
或いは、もっと安いのはないかとか、似ている製品はどうなんだとか、あれこれ調べて比較を繰り返すのもいい。
結果、なぜかそれについて深く知れば知るほど、欲しくなくなっていくことが大半だ。
これを覚えてから、僕はAmazonで衝動買いをすることが本当に無くなった。
―逆に、そこまでしても欲しいという気持ちが消えないのなら、おそらく今のアナタに必要なグッズということだと思う。
購入するのは、そういうレベルのモノだけに留めておくのがベターである。
それに関する画像をひたすら見る。
こちらは暴飲暴食を抑えたいときに有効。(友人は自分を慰める回数を減らすのにも効くと言っていたが、真偽不明)
例えば、夜中にラーメンが食べたくなったとする。普通は考えを反らしたりなんたりで、それを抑えようとするものだ。
しかし、本当に欲を抑えるのに効果があるのは、この場合『大量のラーメンの画像を見る』ことと言われている。
Google画像検索を使えば、膨大な量のそれがHITする。それを目安2分程度眺めると、あら不思議。
食べたい!という気持ちが落ち着くのだ。
※以下のブログによれば、『感覚退屈』という現象らしい。可能なら、食べたいモノの匂いを嗅ぎ続けるだけで、欲を抑えられるのだとか。
これは日常生活で応用が可能。
例えばコンビニにふらっと寄った際など、目に見えたがため、控えていた酒が無性に飲みたくなったらどうするか。
僕は、全てのアルコール飲料のラインナップを眺めるようにしている。チューハイ、ビール、ワイン、ジンなど全てである。
すると確かに、『まぁいっか』と気持ちが冷める感覚を覚える。退屈という言葉は確かにしっくりくる響きだ。
無性に食べたり飲んだりしたくなったときは、一度立ち止まって、ひたすら画像を調べるようにしてみよう。
サプリメント等でストレスを抑える。
これは僕が近々試そうと思っている話なので、体感としてのレビューがし辛いのだが・・・。
欲を抑えるとはつまり我慢であり、我慢は体にストレスをかける。イライラすれば欲に負けそうになるのは、いわば当たり前である。
逆に、このイライラを上手く抑え込めれば、欲を制御する可能性もアップする、といえる。
巷には研究で効果が証明された、ストレスを鎮めてくれるサプリ(厳密にはハーブ)が溢れている。
色々とレビューを見たところ、この漢方が良さげ。僕も先日注文し、その到着を待っているところである。
尚、今まで自分が試したもの限定にすると・・・。
摂取したらストレスが減った!と感じられるモノは記憶にない。(そういうサプリに頼っていなかったのが大きい)
ただ、濃い目のホットココアは、全飲み物の中で一番心が安らぐと思っている。
眠れない夜などに試してみてほしい。
尚、上記の漢方が実際どうだったかは、効果が出た(或いはそれが無くなった)タイミングで報告する予定である。
(どうしても欲に負けそうなら)身体に無害なラインまでは自分に許す。
理由は様々だろうが、強いストレスなどを受けた結果、どうにも欲望に負けてしまいそうな場面は多々あることだと思う。(僕もそうだ)
そこをこらえろ!というのは簡単だが、『もう無理!』となったらどうするか。
いっそ、身体に影響が出ない範囲で、それを許すというのはどうだろう。
例えばアルコールでいうと、体重1kg×0.5gのそれなら、身体への悪影響は少ないと言われている。(65㎏の僕ならざっくり33g程度)
※アルコール量の計算はコチラのサイトが便利。
それは食事も同じ。ダイエットの目安は本当に様々だが・・・。
極端なそれでなければ、必須カロリーから500kcal引いたものが、減量に丁度いいのだという。(それ以上落とすと筋肉が減る)
※一日に必要なカロリーをざっくり知るためには、コチラが便利かと。ただし個人差が激しすぎるので、あくまで参考までに。
・・・ということで、一応身体に影響が少ないラインというのは存在するので、意識するだけでも変わるかと。
一応僕の感想だが、酒量を減らしても楽しく酔えたし、500kcal減らしても普通に満足できた。
案外、人は少ない量で満足できる生き物なのかもしれない。
(結局欲に負けてしまったら)それをチャラにするような行動をとる。
ではラスト。意思空しく、欲望に倒されたらどうするか。
正直、二日酔い中の断酒宣言が99%反故にされるように、精神的な反省はあまり意味がないと思う。
それよりかは、もっと具体的な分析と、それをチャラにする行動が必要だ。
例えば、僕はたま~に飲酒欲に負けまくる時期があり、それに何か傾向がないか考えてみたことがある。
すると、週半ばと休日は飲酒欲が高まるというクセがあるとわかった。(前者はストレス、後者は暇すぎることが原因)
傾向が分かれば対策は打てる。
週半ばの仕事後は誰かと遊ぶ予定を入れたり、休日は趣味に没頭して夜はとっとと寝ると決めると、欲望に負ける率は確実に減った。
で、チャラにする行動とは何なのか?
運動であれば、25分程度の早歩きで、例えばアルコールのせいで体内に生じている炎症とかを鎮める効果があるのだという。
つまり、二日酔いにまでいっていなければ、ダメージはある程度運動でカバーできる。
そして暴食をしてしまったのなら、HIITトレーニングなどを実践し、オーバーしたカロリーをチャラにするように努めよう。
その後は食物繊維が豊富な食品を摂る、総摂取カロリーを減らすなどの食事療法もアリだろう。
最悪なのは、やらかした後に何もせず、そのまま『やらかした方』が習慣になることだ。
RPGにおいて、回復魔法を覚えれば、多少強い敵にもガンガン挑める。
僕はそれに近い感覚を持っている。事後策まで知っておくことは、極めて大切なのだ。
終わりに・僕はそこまで効果を感じなかったが、効果ありと言われる欲を抑える方法まとめ。
記事の最後に、本やネット、友達の意見によれば効果ありといわれるものの、僕個人はそうでもなかったことを列挙しておく。
もしかしたらあなたには響くのかもしれない。参考になればありがたし。
・食欲抑制編
15分程度のウォーキングに出る。
水をがぶ飲みする。
ガムを噛む。
歯を磨く。
・飲酒抑制編
あえて二日酔いになるレベルで飲んで後悔する。
ジュースをがぶ飲みする。
お腹いっぱいご飯を食べてしまう。
酒を家に置かない。
・その他
衝動買いをしたくなったら、人に借りれないか考える。
悪習慣を断ちたければ、それにかかる手間を増やす。
(例:タバコを止めるために、ライターではなくマッチを持ち歩いて、火をつけにくくする等。)
とにかく疲労困憊まで運動すれば、全ての欲は封じられる!
―長々と書いてしまったが、これらが皆様の欲を抑えるヒントになれば嬉しいなと僕は思う。以上である。