毎日、プラスイチ。

毎日ちょっとずつで良いから成長できる。そんな術をまとめます。

20代前半から20代後半で、身体に起きる変化を白状する。

そろそろまた、年を取る。『アラサー』と周囲に言っても、ギャグではなくただの事実として伝わる年齢だ。

 

老化は日々じわじわと進むものらしいので、リアルタイムで衰えを感じることは、あんまり無い。

 

実際、去年の自分と今の自分が腕相撲をしたら、今の自分が勝つのではとさえ思う。

 

筋力については自己ベストを更新し続けている自負がある。

 

だが、体内は別だ。よくよく考えれば、見た目だけでなく、色々なことが変わった。

 

それを考えるきっかけになったのは、大学2~4年にかけて書いていた私的な日記を掘り出したこと。

 

当時の僕の暮らしっぷり、そしてそれの不摂生っぷりが、正直稚拙な文章で書かれている。

 

『お前、その不摂生のツケを、数年後に払わされるぞ・・・』過去の自分に、そう言ってやりたい。

 

ということで、現状パリピな日々を過ごしていたり、無茶苦茶なライフスタイルを送っていたりする方々に伝えたいことがある。

 

『20代前半と20代後半は共に若いと言われるが、体内はこう変わっていくぞ!』

 

・・以下、それのまとめである。

 

 

  

脂っこいものが食えなくなる。

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カルビが大好き。大トロが大好き。豚カツなら毎日食っていたい。

 

そういう食生活が平気な人は、是非今の内に満喫しておいてほしい。今の僕の年齢ですら、脂ものはかなりキツい

 

18とか19の頃は、バカみたいにデカいチキンカツや、惣菜コーナーの唐揚げ・コロッケなどを毎日食っていたものだ。

 

きちんと内臓が処理していたらしく、気だるさも下痢も特になかった。

 

しかし、今はその両方が来る。脂っこいものを無理して食べると、だるいし下痢になる。

 

バカみたいにでかいチキンカツは、今でもたまに食べに行く。しかし、昔は当たり前に出来ていた完食が、久しくできていない。

 

カルビを美味しいと思えなくなってきた。それに反比例するように、サラダやタンが美味しくなってきているのだが。

 

大トロはどうにもキツい。あれだけ脂がのっていると、正直見ただけで胃液がこみ上げてくる。

 

周りの人間に聞いても、脂物がダメになった奴らは多い。皆が皆、さっぱり系の肉や、白身魚の方が美味いと口にする。

 

暴飲暴食をしなければ、年を経ても美味いのかもしれない。でも、僕にとっては手遅れだ。

 

20代後半で脂物はダメになる。10代、20代前半の方は、覚えておくと良いのではなかろうか。

 

―ただ、一つだけ希望のあることを言うと、脂物がダメになっただけで、食事量は別に落ちない、というのは伝えておく。

 

体質が変わる。

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 小学生、中学生の時、ほぼ毎日牛乳を飲んできたものだ。

 

給食のそれも好きだったし、家で温めたココアを飲むのも好きだった。

 

しかし、20歳くらいの時、そんな僕に異変が起きる。

 

毎朝シリアルフードに牛乳をかけたものを食っていたのだが、必ず大学の授業の2時限目に、お腹を下すようになったのだ。

 

それも、毎日、毎日。さすがに病気を疑ったが、実際は少しずれていた。

 

僕は『乳糖不耐症』という体質に変わったらしい。

 

すごく乱暴に言えば、牛乳を飲むと100%お腹を壊すとか、そういうものだ。

 

何と、20歳を過ぎてから体質が変わり、この症状が出る人もいるという。まさに、僕のことではないか。

 

当初は生乳だけが僕のお腹を下していたのだが・・・。年を重ねると、何故かその範囲が拡大されていった。

 

最初はカルアミルクがダメになった。牛乳で割っているから当たり前なのだが、好きな酒だったのでショックは大きかったのを覚えている。

 

ソフトクリームは僕の中で五分五分くらいであった。しかし最近は、8割くらいでトイレに駆け込む羽目になる。

 

そして最近は、どうやらホエイ・カゼインプロテインもダメになったらしい。あれを摂取した日は、お腹がとてつもなく緩い。

 

安心して摂取できる乳製品は、もうかなり少ない。残すところ、あとはプリンくらいではと思う。

 

体質は案外急に変わる。これは知っておいて損は無いと考えるが、どうだろう。

 

感性が変わる。

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僕の高校の同級生には、当時モテないを拗らせすぎて、『もう一生結婚せん!』というヤツが多かった。(僕含めて)

 

では、そこから約10年を経て、彼らはどうなったのか?

 

大半は有言実行の状態なのだが、めでたい報告をしてくる奴もちらほら居る。

 

聞けば、『当時は独りで生きられるとか、むしろそうしたいとか思っていたけど・・・年を取るとそれが薄れた』

 

という話。

 

『このまま独りで死んでいくのが辛いとかじゃなく、単純に家庭を築くことも悪くないと思え始めたから』

 

らしい。

 

つまり、受容できる価値観の幅が増えた、と言う風に纏まるのかな、と。

 

確かに、年月を経る内に、色々と角が取れて丸くなると形容される人は多い。

 

それが、我の強い価値観でも当てはまるとは。意外だが、これもまた変化である。

 

僕自身、気の持ちようは当時からかなり変わってきている。

 

闇が深すぎるので言わないが、当時の僕は人見知りを拗らせすぎた病気になっていたのでは?と分析ができる程度には成長した。

 

感性は色々なベクトルに変わっていく。

 

『最近子どもを見ると、なんか親の目線で考えてしまう』というヤツも居る。

 

『あれだけ嫌いだった本が面白く読める』というヤツも居る。

 

変化を成長と考えれば、これもまた正しい姿なのだと思う。

 

右も左も分からない段階で人生を決めるのも別に否定しないが、結構な確率でそれは変わっていく。

 

不安と言うより、楽しみにするつもりで考えていれば良い。僕はそう思う。

 

終わりに。

 

これから30になり、35になり、40になれば、僕はどうなるのだろう。

 

先駆者の話を聞くと、良く寝れないとか、すぐバテるとか、身体のパフォーマンスが面白いほど落ちたとか、クソみたいな話しか聞かない。

 

しかし、それが分かっていれば、まだまだ前もって対応はできるとも言える

 

だから僕はトレーニングに取り組んでいる―というのも、実はある。

 

さて。

 

20代後半になると、まず目に見えない部分に変化が出る。

 

脂への耐性の低下、体質の変化、そして感性の変化・・・

 

これらはあまり打つ手が無いように見えるが、だからこそまだまだそれらが楽しめる内に楽しもうとも思えるのでは?

 

食える内に、カルビや大トロ、揚げ物をしこたま食っておくと良い。後になると、美味しく感じなくなるぞ。

 

美味しいと思うものをためらってはいけない。体質が変わって食えなくなる可能性があるぞ。

 

今の気質がクソだと悲観的になるのは避けた方が良い。どうせじわじわと変わってくるから。

 

年を経るごとに本気で誕生日がどうでも良くなってきているが、少しでもメッセージとして伝わるものがあれば幸いである。

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