『我流』『無型』『天性』『ノーガード』という言葉に惹かれる。
色々な漫画・作品において、最強の部類(或いは戦闘力上位)に入るキャラは、案外正当な型から外れていることが多い。
となれば、彼らを支えているものは一体?それは確実に、持ち前のセンスだろう。もっと言えば、『身体能力』である。
ただ、何もせずとも腹筋が6コになるような才能は、持っている方が確実に稀。となれば、どうすれば良いのだろうか?
そこは、努力によって作り上げれば良いと僕は思う。それがトレーニングの有用性だとも感じる。
ということで今日は、そういうヤツらが得てして持っている『センス』、それに近づけるようなトレーニングを紹介する。
爆発的動作による脚の強化。
『高いジャンプ力』『敏捷性』『細いのに破壊力抜群の蹴り』を手に入れるためには、スクワットやレッグプレスだけでなく、爆発的な動作を加えるべきだ。
代表例としては、ボックスジャンプ。これは僕も大好きである。
実は、立ち幅跳びも効果が高い。
爆発的動作で脚を鍛えるルーティンは、結構ゴロゴロ転がっている。以下、その一例。
ボックスジャンプ ×5
バーピー ×5
ジャンピングランジ ×3(左右)
立ち幅跳び ×2
上記のセットをなるべく時間をかけずに3周する。ここまでやれば、脚力・心肺機能が向上し、同時に体脂肪が燃焼される。
ある種、『飛んだり跳ねたりできるのに、スタミナが切れない』身体に一挙に近づく術とも言える。
厨二マインドの同志に加え、バスケ・バレーの選手にもオススメである。
股関節・背中の柔軟性を高める。
『鋭い蹴り』『敏捷なスウェー』などを体得するには、ある程度の柔軟性は必須だ。
それぞれ、脚だけではなく背中の柔軟性も高める必要がある。ただ、柔軟体操は恐ろしく地味であり、効果のほどが出ているかも幾分抽象的だ。
継続するためには、『できたorできなかった』のチェックリストを作成し、それを埋めることをモチベーションに繋げよう。
そうすれば、達成した時には勝手に柔軟性が増している。時間帯は寝る前が個人的にはオススメだ。(朝は体が硬くて痛い)
以下、オススメのメニューを載せておく。
色々な状況に対応できるスタミナを作る。
『無尽蔵のスタミナ』という響きがとてもカッコイイ。「それはお前だけ」とは死んでも言わせない。
しかし、冷静に考えれば、スタミナとはかなりアバウトだ。マラソンのそれと、ボクシングやサッカーで使われるそれは、実際のところ少し違う。
60くらいの力を出し続けるスタミナと、20→100、100→20を繰り返すスタミナは違うはずだ。
そこで、自分がやっているスポーツがはっきりしているならそれに合わせるべきだが、日によって変えてみるのも手だ。
マラソン型であれば、1日2~30分を目途に始めてみるとか。心拍数の目安等はあるが、実はマラソンに詳しくないので、今日は割愛。
ボクシングやサッカーみたく、緩急がある場合は、それに合わせて内容を変えよう。
例えば、20秒は早歩き、40秒は全力の80%くらいのダッシュ・・を繰り返すなど。ちなみにこれは、最初5分でも超キツい。
50段程度の階段をダッシュで駆け上るのもこちらに当たる。歩いて階段を下り、再度ダッシュ。これで息は切れまくる。
乳酸が溜まりまくっている日は、30分程度ウォーキングして回復をするのも悪くない。
様々な種類の有酸素運動を取り入れることで、スタミナに加え経験値としても良いものが身につくはずだ。
終わりに。
土台さえ何とかなってしまえば、あとは格闘ゲームの動作やら、格闘技の試合やらの動きのトレースが基になると感じる。
誰かが言っていたが、思い通りに身体を動かす訓練をすれば、あらゆる動作に対応できるとのこと。
となれば、身体的な強さの基盤は必須であると言い換えられる。
厨二というより普通に役立つ記事になってしまったが、たまには良いかなと。
100記事が間近だ。何かしらの記念企画、考えよう。