数十キロのダイエット。
骨川筋衛門から、筋骨隆々への変化。
こういった劇的な成功例は、結構耳にすることが多い。
もちろんこれは、挑戦する母数が極めて多いだけであり、成功率が高いから、では決してない。
現に、挑んでは3日で終わる人とか、逆の結果になってしまう人なんかも、非常に多い。
『どうすれば、肉体を変えられるのか?』
初心者向けのトレはごまんとある。
何なら、これをすれば”科学的に”痩せられる、筋肉を付けられる、というのは、かなり確立されてきている。
それでも心がへし折れるのは、きっとそもそものマインドに原因があるのでは?と思うワケで。
そこで今日は、自身の経験、ビルダーのインタビュー、雑誌などを通じて気付いた、トレによる自己変容の”下地作り”について述べていく。
※今回の内容は、読んでいただくだけでも構わないのだが、是非実際にやってみてほしい。
何かを変えるためには、行動しかない。
若造だが、これは強く感じるためだ。
- 「目的」をまずは決めよう。
- 「どう」なりたいのかを決めよう。
- 新たな習慣を加えるためには。
- あとは準備を整えるのみ。
- 終わりに。
- 【補足】エネルギッシュな人の生活を真似すれば、エネルギッシュに近づけるのか? 結果。
「目的」をまずは決めよう。
お聞きする。
『トレーニングをしているorしたい理由は何ですか?』
実は、いきなりダイエット!とかバルクアップ!に挑む人は、得てしてこれが無い人が多い。
つまりこれこそが『目的』にあたる。
目的地も無いのにとりあえず出発するなんて考えられないのと同じだ。
トレそのものが、成長する過程そのものが楽しいから!という人もいるにはいる。
しかし、こういう人は、軽くプロに足を突っ込んだり、それを仕事にしていたりする。
目的がここまで高邁である必要は、ぶっちゃけ、無い。
基本的に、『目的』は『欲』と結び付き易い。
モテたいから。バカにしてきた奴を見返したいから。スポーツで良い結果を出したいから。健康的に暮らしたいから・・・。
ちなみに、僕がもともとトレーニングを始めた理由は、『野球がもっと上手になりたいから』であった。
今は別のに変わっているが、目的そのものはある。
他にも例を挙げると、Mr,オリンピアを3連覇し、アーノルド・シュワルツェネッガーを倒したこともあるビルダーで、フランク・ゼーンという人がいる。
https://www.frankzane.com/wp-content/uploads/Frank-Home-03-450x450.jpg
この人がトレーニングを始めた理由は、『治安が悪いところに住んでいて、厄介ごとに巻き込まれたくなかったから』と、雑誌で読んだ。
つまり、『目的』は何でも良いということ。
しかし同時に、『必須』であるとも言える。
『トレーニングをしているorしたい理由は何ですか?』
まずはこの質問に対して、答えを作ってみよう。
【ステップ1】『目的』を考えよう。
「どう」なりたいのかを決めよう。
『目的』を決めることで、話は進む。
ダイエットが目的の人と、サイズアップが目的の人では、何もかもが変わってくる。
つまり、もうこの時点で、色々な情報の取捨選択が終わっているのだ。
となれば、自分はどういった体型を目指したいのか?を次に考えよう。
ゴールやモデルが見えていたほうが、やはり努力は続く。
例えば細マッチョを目指すなら、ボクサーとかがそのモデルとなる。
ゴリゴリを目指すなら、それこそプロビルダーとか。
何なら、ゲームのキャラでも構わない。
とりあえず、『こうなりたい!』をハッキリと認識するために、自分の理想像を探してみよう。
【ステップ2】自分の理想とするモデルを見つける。
新たな習慣を加えるためには。
当たり前だが、一日は24時間しかないし、一週間は7日しかない。
元々相当無駄な時間が一日の中にあれば別だが、何かを始めるには、何かを止めないといけない。
トレーニングに必要な時間は、家でするのなら大体10~30分程。
ジムに行くなら、1~2時間といったところだろうか。
起床時間や就寝時間をずらせば、何とかひねり出せるのでは・・?という時間だ。
しかし、それ以外に削れるものは無いか、考えてほしい。
惰性でテレビを見ていないか。
惰性で寝る前にYoutubeを見ていないか。
惰性でゲームをとりあえず起動していないか。
とりあえず1週間で構わないので、何か惰性の習慣を止めてみよう。
僕も実際に、帰宅後のYoutubeタイムや、飲酒を止めてみたところ、驚くほど時間に余裕が出来た。
そこで読書が出来たり、こうして記事を書けたりと、有意義なのに間違いはない。
【ステップ3】一週間何かを止めてみよう。
あとは準備を整えるのみ。
初期にするべきラストは、実際に道具を買うこと。
これに尽きる。
勿論最初は、腕立て伏せだのなんだのといった自重のトレで結構なのだが、実際に投資をすると、何となく肚が決まる。
ここで無茶苦茶高価な何かを買ってもいいのだが、正直必要とは感じない。
女性や、トレそのものの初心者、身体が完成していない年代は、ゴムチューブがオススメだ。
ある程度身体が出来ているのなら、10㎏程度のアジャスタブルダンベルを推しておく。
ここからさらに、アームブラスターだの、チンニング用のラックだの、アブホイールだのを買うのは別に構わない。
しかし、最初に全てをそろえると、そこで満足してしまうこともある。
まずは最低限、しかし実際に投資して、道具を揃えてみよう。
【ステップ4】道具を買おう。
終わりに。
踏んでほしいステップを再掲する。
【ステップ1】『目的』を考えよう。
【ステップ2】自分の理想とするモデルを見つける。
【ステップ3】一週間何かを止めてみよう。
【ステップ4】道具を買おう。
僕が何となくでも、10年以上トレの習慣が続けられているのは、無意識にこのステップを踏んでいたからだと感じる。
具体的な話は来週以降さらに纏めようと考えているが、まずはこれらのステップを実践してみてほしいと思う。
あまりダラダラ書いても仕方ないので、今日はここまでとする。
【補足】エネルギッシュな人の生活を真似すれば、エネルギッシュに近づけるのか? 結果。
先週書いた記事の続きを、結局放っておいてしまった。
結論を言うと、ハッキリ効果がある!と感じたのは、「朝飯を多めに食べる」の1点くらいであった。
意識して毎朝肉を食べていたが、確かに昼まで元気に体が動いた。
だからといって太るなんてことはなく、むしろ少しシュッとしたとさえ感じる。
ということで、こういう薄い結果しか出なかったので、記事にするまでもなかったというしょうもない裏事情であった。
-完-
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