踵落とし。
良く言えばピュアな心を持ち続けている方々にとっては、憧れとかカッコいいとかそういう技なのではないでしょうか。
数多のゲームとか漫画とかで必殺技になるほどに、破壊力とビジュアルを兼ね備えた技。
僕の世代だと、アンディ・フグというK-1選手のフィニッシュホールドとしても有名でした。
しかし、実際こっそり習得したいと思っても、練習方法がイマイチ分かりにくいのが難点です。
そこで今日は、厨二のためのトレーニングと題して、踵落とし習得について書いていこうと思います。
踵落としって?
踵を頭上まで振り上げ、相手の脳天(或は顔の側面)を狙って振り下ろす蹴り技で、空手やムエタイ・テコンドーといった格闘技で使われます。
ちなみに英語では「ax kick」と呼ばれ、「斧蹴り」と訳されます。
ビジュアル通り、高い柔軟性は勿論のこと、踵を頭上まで振り上げる筋力も必要であるため、ただフォームを練習すればできる、という訳ではありません。
そういうわけで、今日は特にストレッチに絞って、紹介していきます。
踵落としの為のストレッチ。
この動画を参考にしてお話していきます。
脚をほぼ180度開くという動作の特性上、ストレッチの動作も難しくなっています。
第一ステップ
開脚です。
腿の付け根にハリを感じる程度まで足を開き、1分キープします。
その後、もう1分をかけて、じわじわと足を開いていきます。
この時、爪先は天井を指すようにキープしましょう。(こうすることでふくらはぎも伸びるため)
コツは、素足か、踵があいたサポーターを装着して行うことです。
踵が滑ると、上手く開脚を維持できないので、効果が半減します。
第二ステップ
クッションを数枚重ねて、縦への開脚を行います。
いきなりサポートなしで行うと、怪我のリスクもあるので、まずは段階を踏んで行うようにしましょう。
慣れてきたら、このレベルまで引っ張ります。
時間は左右それぞれ1分です。
最後に、アキレス腱伸ばしといったストレッチを軽く行い、完了です。
時間帯は、出来ればお風呂から上がった後やトレ後といった、身体が温まっている時がベストです。
そして実体験でも感じるのですが、柔軟性を付けるコツは、毎日継続することです。
実は上記の動作は、全て合わせても10分行くかどうか程度の長さですので、継続のし易さは楽な方だと思います。
ストレッチ編はここまで。
次回は筋トレ編です!
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