マッスルアンドフィットネスの過去の号を読んでいて、面白い有酸素運動を見つけました。
それは、「ランWOD」というものです。その名の通りのランニング動作なのですが、もちろんただ走るだけではありません。
これはクロスフィットと呼ばれる、高強度のワークアウトを主としたスポーツの一種。
動作の説明に難しい点は無いのに、実践してみると、とてもキツい!という特徴があります。
では、早速細かい内容を紹介していきましょう。
ランWODの流れとは?
ランWODは、以下の流れで行います。
1600mを出来るだけ早く走る
↓
3分間の休息
↓
1200mを出来るだけ早く走る
↓
2分間の休息
↓
800mを出来るだけ早く走る
↓
1分間の休息
↓
400mのダッシュ
↓
終了。
―言葉にするだけで大変さが伝わるものの、要は全力でのランと休息の繰り返し。HIITトレーニングの一種ですね。
尚、動作の特性上、室内でのトレッドミル(≒ランニングマシン)で行うことは難しいので、戸外で行いましょう。
実践すると体感はどんな感じ?
とはいえ、聞きかじりで記事を書いてもなんか面白くないのも承知しています。
そこで、実際にやってみました。
自宅の周りにグラウンド状のランニングコースが無かったため、1600mとかをどうやって測ろうというところからのスタートでしたが・・・。
幸い、自宅すぐそばに、約1kmほどの直線の道があった為、そこを利用することにしました。
ランWODを行うには、おおよその距離を知る必要があります。なので、Googleマップを見ながら、具体的な長さを示す目標物を探していきました。
スタートから大体400m地点にはこの電柱があるとか、800m地点には理髪店がある、といった具合です。
そして本番。
まずは1600mのジョギングですが、ここを走り抜けた時点ではまだ余力がありました。
休息時間も3分とたっぷりあったため、息を整えて第2ラップへと挑めます。
しかし、1200mを走り抜けたら、明らかに疲労の度合いが違います。2分の休憩ではとても足りません。
そして第3ラップの800mですが、この長さになると、ジョギングというかダッシュに近くなります。
足がもつれて転びそうにもなりました。本にも書いてありましたが、ここが一番キツいです。
1分の休息の後は、400mのダッシュです。最後の力を振り絞り、何とか走ることができました。
それでは、感想をば。
ただのジョギングの比じゃないくらい、キツいです。しかし、同時に効果も絶大だと思います。
動作が終わってもしばらく息は切れていましたし、どうやら運動後も脂肪が燃え続ける効果もあるそうです。
(これは運動後脂肪燃焼効果とか、アフターバーンエフェクトとか言うらしいですが、別の機会にまとめます。)
ただどう考えても毎日やるものではないので、週2回くらいが目安じゃないかな、と思います。
サッカーやラグビーなど、緩急をつけて走り回る系のスポーツをされる方にオススメだと思います。
最後になりますが、かかった時間は20分かかるか、かからないかです。体力増強・心肺機能向上を、短時間で達成できるという点でも優れもの!
これから寒くなってきますので、準備体操などは怠らないようにして、ぜひこのランWODに挑戦してみてください。
それでは今日はこの辺で。
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